体験ブログ 50代 前立腺がんダヴィンチ手術:尿道バルーンよ、さらば!痛いの痛いの飛んでった
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ご安心ください。
→商業展開しない驚愕の理由は最後にお教えします。
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何?ロボットが俺の癌を手術するってか?
それも名前がダ・ビンチ※だと?
ふざけんじゃねぇぜ!と強がるも、
頼みの綱は最新医療。
悩みに悩んで決心し、
もうこやつにすがるしかねぇ。
半信半疑で命を託し、
まばたきしたら終わってた。
ち〇ち〇の管がちと気になるが、
ダ・ビンチさんよ、てぇしたもんだ。
主治医が言うには10日で退院。
ついに8日目迎えたぞ。
そろそろ退院見えてきた。。。。
『この長すぎる前口上(みたいなの)、どこまで続くんだろう?』
と不安になってきた貴兄へ。。
※ダ・ヴィンチ(da Vinci)手術とは、アメリカのインテュイティヴ・サージカル社が開発した手術支援用ロボット「ダ・ヴィンチ」を用いた手術のことです。
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さみしさにめげそうな土日をなんとかしのぎ、
歩きに歩いた甲斐あって、血尿が薄まってきて、
ついに勝負の日がやってきましたね。
努力はうそをつきませんよ。
でも、ち〇ち〇の管を抜く時って痛いのかなー?
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もうちょっとで我が家に帰れますよ。
前立腺癌と格闘中のアラカンじじいこと、
機械製図技能士2級の フラッター49 です。
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悩みの種のち〇ち〇の管とやっとおさらばじゃ!
でも、ちょっと待てよ。ちんポジが数mm変わっただけで、激痛が走ってるよなぁ~
ってことは、、、
いざ抜くって時はどのくれぇ痛いんじゃーー!
っと、不安を拭いきれない、
発狂寸前のアラカンじじい…
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遠距離通勤&残業やり放題の合わせ技で
4時間睡眠を10年間やり続けて最悪の結末…
『前立腺腫瘍マーカーPSA14』
(prostate specific antigen : 前立腺特異抗原)
にびっくり仰天。
とどのつまりは案の定、前立腺癌の宣告を受け、
なんやかんやでロボット手術で取っていだだき、
ち〇ち〇の管の痛みにもんどりうって耐えに耐え
ついにやって来た月曜日…
前回のおさらい
《ごめんなさい。短か目に終わらせます。》
待望の月曜日まであと1日までたどり着いた。
今日もがんばって歩くぞと気合を入れるも、
ベテランナースさんの口車に乗っちゃった。
よもやの引っ越しで心地よい汗をかき、偶然にも
さわやかに癌へ立ち向かう大先輩と出会えた。
註)前回の記事は以下です。参考にどうぞ。
⇒ 今日は日曜、なぜかお引越し。そして大先輩
《前回の短い動画もあります…》
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《今回の読者コメントを紹介する動画》
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
尿道バルーンを抜く時って痛いの?
《すみません。ここからが本題です。》
待ちに待った月曜日の朝を迎えました。
もはやルーチンワークとなった“朝のお散歩”。
いつもと違うウキウキ感に心を躍らせながら足取りも軽く…、のはずなんですが、今思えば、とにかくコケなくて良かったです。
それぐらいルンルン気分で、ある意味、危険な行動でした…
(もしコケていたら…。ゾッ…。良い子のあなたはマネしないでね💛)
で、ひと仕事終えて、もう来るか、もう来るかと息をひそめ、主治医の登場に備え、心の準備をする僕でした。
しかし、待てど暮らせど、何の音沙汰もありません。
すると隣の大先輩が様子を見に来たナースさんとなにやらひそひそ話しを始めました。
註)
みなさん、勘違いしないでくださいね。
この会話は膀胱癌の転移に体を蝕まれ、強烈な痛みにもんどりうちながら、わずかに残った力を振り絞って発せられた言葉です。
今日もち〇ち〇の管が痛いねん。
ちょっと見てみぃ。赤く腫れてるわ。
(大先輩)
あっ、ほんとに。(ナースさん)
この管、抜く時なぁ、痛くて飛び上がるんやで~。
わからんやろ?(大先輩)
。
。
。
。
。
。
。
え“-。ちょっと待ってぇー。
うすうす気にはなっていたが、やっぱり痛いんでねーの?
痛いの、嫌やなぁ~
と無意識に…
ブログってほんとに怖い…
恐怖に慄く僕は、
“尿道バルーン” “抜く” “痛い” でググってました。
そして、(ヒットしなくてもいいのに)
痛い思いをされた方々の体験談が見つかってしまいました。
“こんなの見てはいけない”と戒める自分と、“もしかして、痛くなかったよーという結論が書いてあるかも”という自分と、“情報は多いほどいいのだ!”という3人の自分が葛藤し始めました。
そして、(今苦しんでおられるあなたなら、もうおわかりですよね。)病人の心理からして、当然ながら、怖いもの見たさで、勝手に指が動き、禁断のサイトにアクセスしてしまっていたのです。
でもまだ最後のチャンスは残っています。
そうです。簡単です。
てめぇらの情報なんかにすがる俺じゃねぇ。
俺はどんな痛みでも耐えてみせるぜぇ!
と思いっきりスマホの電源をぶち切るだけでいいのです。(今思えばですけど…)
ところが…
あーあ、開いちゃった。
せっかく開いたんだし、
一応、見ぃ―とこっと。
とあっさり読み始める“ネット社会に飲み込まれた”僕。
そして、あなたの予想どおり、(詳細はあえて書きませんが、)自らが痛みにもんどり打つ光景が脳裏に刷り込まれ、恐怖の淵に立たされた僕。
そして、
絶対、こうなると思ってた。
俺って何やってんだ!
と後悔の念に暮れる僕。。。
あるブログに救われる
いやっ、そ、そ、そんなはずはない…
じぇーんじぇーん痛くねぇーってブログも絶対あるはず!と遮二無二、ググり続ける僕。
そして、ようやくたどり着きました。
簡単に要約すると…
大半の闘病ブロガー(例えば、95%としましょう)は痛みを感じず、当然ながら、印象に残らないような当たり前のこと(すなわち、尿道バルーンを抜く時、痛くなかったということ)をわざわざブログには書かない。
逆に、、
少数の闘病ブロガー(例えば、5%としましょう)は強烈な痛みを感じ、当然ながら、つらかったこと(すなわち、尿道バルーンを抜く時、すごく痛かったということ)をブログに書く。
と忠告してくださっているのです。
そうか、
俺は少数派の体験をつい鵜呑みにして、
ビビッてるだけなのか…
♪私バカよねー。♪おバカさんよねー。
と反省しつつも、
いやいや、
そうは言っても、俺って、
その5%に入ってるのかも…
と、またまた限りなく混乱していく僕なのでした。
突然、お呼びがかかった…
そうこうする内に、早くもお昼となりました。
気が気でない中、緊張で喉を通らぬ昼食をベッドで一人さみしく、TVで気分を紛らせながらモグモグといただいていると…
おそらく、半分ぐらい食べ終えた時、突然、小走りでナースさん(←そこそこ美人)が入ってきて、
造影剤検査から『今から来てください』と
お呼びがかかってますけど、行けますか?
とかなり焦ってる様子。
始めは訳がわからなかったものの、
あっ、ついに来たかっ!
と突然の朗報におろおろしながらも、飲み込み掛けたご飯が口に入ったまま
ははひはひは、うぐっ!
⇒翻訳:わかりました!
(“うぐっ”は翻訳不可)
と、もちのろんで即答(待ってたぜー)。
残された昼食くんに負い目を感じ、後ろ髪(ちなみに僕はスポーツ刈りです)を惹かれながら、名残惜しくも病室を後にし、
ナースさん(←若くてそこそこ美人)と共に検査室へ向かったのです。
その道中、エレベータがなかなか来てくれず、時間を持て余した僕は、堪えきれず、ついに意を決して、ナースさん(←若くてモデル体型でそこそこ美人)へ僕の叶わぬ思いを伝えたのです…
《ここに来て、まさかのナンパ?》
このブログ、嫁さん読んでないだろな…
続きは次ページで、
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Comment
手術後の療養中にもかかわらず、更新ありがとうございます。
ロボット手術を6月に控え、それもコロナによる医療崩壊でさらに延期にならないように、ひたすら祈っているタコスです。不安の中、楽しみにしているこのブログ。今回も「尿道カテーテルを抜くのは、覚悟していたほど痛くない」という明るい情報をいただき、心に灯火がポッと灯った思いです。その後に起こる悲劇とは……?気になるところですね。ボクは都内ですが、関西もコロナが大変ですね。くれぐれも感染しないように、ご自愛ください。
タコスさん
いつもコメントありがとうございます。
先日、嫁はんに「毎回、律儀にコメントを送ってくれるありがたい人がおんねん。(いるんだよ。)」とタコスさんからいただいたコメントの話しをしておりましたら、嫁はんからきつい一言。
「あんたかて癌が見つかるんがあとひと月遅かったら、待たなあかんかったんちゃうん?(待たないといけなかったのではないですか?)」
僕ははっとしました。
タコスさんの大変さを他人事のように受け止めていました。
本当に申し訳ないです。
返信ありがとうございます。病院では、コロナの影響があるので「待てる手術は待つ」という方針がとられているらしく、ボクの場合はごく初期で、PSAもさほど高くなかったので「待てる」と判断されたのだと思います。
初期で発見できたことに感謝しつつ、先生を信じて待つしかありません。とは言うものの、時間がありすぎると、いろいろと考えてしまい、不安になります。フラッターさんのブログはその不安を和らげてくれます。