前立腺癌から生還したアラカンじじい

前立腺がんについて教えて!僕のグリソンスコアはいくつなの?

 
ハイスコア忘れた
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機械製図技能士2級の「アラカンじじい」ことフラッター49です。偶然とはいえこんなブログに訪問してくださってありがとうございます。少しでもお役に立てればうれしいです。
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こんちには。 前立腺癌ぜんりつせんがんから生還したアラカンじじいこと、
機械製図技能士2級の フラッター49 です。
(いわゆる、がんサバイバーです。)

ネットでこんな質問を見かけました。

前立腺癌について教えてください。

PSAが6.9で針生検※※で12本中10本見つかりました。

グリソンスコアが3+3と3+4が多くて4+4が2つと言われました。

これはグリソンスコア何になるのか教えて頂きたいです。

よろしくお願いします。

《ちょっと脱線しますが…》

PSAとは

Prostate Specific Antigen : 前立腺特異抗原
ぜんりつせんとくいこうげん

“前立腺腫瘍マーカー”とも呼ばれており、

基準値は

10以上になるとの確立50~80%

(たぶんこれはあなたも知ってますよね)

 

※※針生検とは

生体の組織片を切り取って顕微鏡などで調べる検査

(これも知ってますよね)

___________________

《では、本題に戻ります。》

実はそういう僕も”グリソンスコア”ってよくわかってないんです。

とは言え、この質問者さんの場合、

3+3とか3+4とか4+4とか、

お医者さんから色々な数値を言われたみたいでややこしいですね。

ちなみに僕の場合は…

PSA14で針生検を受け、
12本中1本だけが見つかり、
グリソンスコア3+3でした。

で…

まずは結論!

この質問者さんのグリソンスコア
『4+4』です。

 

グリソンスコア ってなんだろ?

①グリーソン分類

とりあえず、ウィキペディアで調べてみました。

自分なりに整理してみます。

(あなたの予想どおり?)
これを作った人の『名前』でした。

アメリカの『Donald F. Gleason』さんでした。

 

グリソン医師の代役

グリソンのリを”リー”と伸ばして”グリーソン”の方が正しいようです。

そのグリーソン先生は1966年に”グリーソン分類”という前立腺がん顕微鏡組織悪性度分類方法を提唱しました。

悪性度(いわば”癌細胞の顔つき”)をパターン1~5の5段階に階層化したのです。

パターン 癌細胞の顔つき
ツルツルできれい
(見るからにさわやかな好青年)
にきびがちらほら
(ちょい悪小僧)
吹き出物がいっぱい
(不潔オヤジ)
ついに大きなおできがポッコリ
(極悪人)
ほったらかしてたら、おできが破裂
(重病者)

②グリソンスコア

しかし、現実的にはいろんなパターンの組織が混在しているため、悪性度数値化できないのです。

そこで、最も広い領域2番目に広い領域のパターンの合計値を使ったのです。

この合計値をまさにグリソンスコア(Gleason score)と呼び、値が大きいほど悪性度が高いと判定されます。

例えば、

Gleason score 4+3=7

と表記された場合は
___________________

最も広い領域:パターン
     +
2番目に広い領域:パターン

グリソンスコア
___________________

となるのだ。

グリソンスコア 前立腺癌の悪性度
6以下 低い
中程度
8~10 高い

あたらめて、この質問者さんの場合は

この質問者さんのグリソンスコア4+4=で”悪性度が高い”と判定されるのですが、

PSAが”6.9”と比較的低い数値ですので、転移していない可能性がかなり高いのではないでしょうか?

 

ちなみに僕は(しつこいですが…)

おやじ&いとこが前立腺のを服用中
PSA前後らしい)

近親者にわずらった者がいない
(がんの家系ではない)

50歳頃に頻尿ひんにょうが気になり、泌尿器科を受診

《検査は以下の3種類のみ》

直腸診ちょくちょうしん(肛門から指を入れて調べる)
・腹部超音波(エコー)検査
・尿流量測定(ウロフローメトリー)

異常なしとの診断から)
⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩

PSA検査なし
(通院もなし)
______________________

《5年間、頻尿に悩まされるも受診せず
______________________

55歳会社の健康診断PSA検査が追加となり、
PSA:5.46)⇒要精密検査

泌尿器科を再受診(55歳)

前立腺癌進行や転移が遅いので、経過観察でOK

とのことでまずは前立腺のを服用

1か月後にPSA検査(55歳)
(PSA:6.19

MRI検査を受診(55歳)
らしきものはなく、の服用を継続)

3か月後にPSA検査(56歳)
(PSA:4.98

3か月後にPSA検(56歳)
(PSA:7.04
(針生検を拒否するも主治医は快諾
______________________

《2年間経過観察、PSA:前後を推移》
______________________

そして、58歳となり…

PSAが一気に14まで上昇

(俺は癌ではない!と信じて疑わずに)
針生検を受診

 癌の告知
ただし、転移はありませんでした。

(主治医からのすすめで)
前立腺の全摘(ロボット支援:ダ・ヴィンチ手術)を選択

入院後10日で退院

となりました…
______________________

今は癌の恐怖から解放されて、痛みもなく、楽しい人生を送っています。

前立腺を全摘出したことへの後悔はありません。

 

【参考】こちらの記事もお読みください

【癌が見つかった!すぐ転移の検査へ】
このリンクをクリック⇩⇩⇩
PSA検査のお陰?>50代で前立腺がんは見つかるのか!

《短い動画もあります…》
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

【治療方法が決まった!】
このリンクをクリック⇩⇩⇩
50代で前立腺がんのロボット手術の日がやっと決まったー!ダ・ヴィンチ君、待ってろよ

《短い動画もあります…》
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【必見】癌治療医 押川先生のお宝動画

【心配なこと、恐れていることを主治医へ伝えよ】
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

あっ、忘れてました。

当サイトに広告が一切ない理由をあなただけにお教えするのを忘れるところでした。
ごめんなさい。実は、、、






僕が勤めている設計会社はすごくきびしくて、副業を認めてくれないので、この程度のブログのわずかな広告収入をふところに入れていることがバレて、まさかの懲戒処分を受けるはめになるのが怖いからです。あしからず。。。

会社を辞めたら、ガッポリもうけるぞー(僕)

って、あんたはどうすんの?(妻)

《最後までお読みくださってありがとうございました。ぜひコメントもお寄せください!》

この記事を書いている人 - WRITER -
機械製図技能士2級の「アラカンじじい」ことフラッター49です。偶然とはいえこんなブログに訪問してくださってありがとうございます。少しでもお役に立てればうれしいです。
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Comment

  1. タコス より:

    フラッターさん、ご無沙汰しています、タコスです!
    手術から11ヶ月が経ちましたが、定期検査も問題なく、ボクの場合尿漏れもほぼ無くなってきました。早期発見だったことに感謝し、ダヴィンチ手術を選択して本当に良かったと思っています。
    前立腺癌のためのブログを続けているフラッターさんには、頭が下がります。これからも立ち寄らせていただきます!

    • タコスさぁ~ん!ほんまにタコスさんでっかー?
      お久しぶりです。
      いつかはのぞきに来てくださると信じていたので、むっちゃうれしいです!
      お元気そうでなによりです。ボクも今は”癌を忘れてしまいそうなくらい”快適に生活できて、本当にラッキーだったなと思います。
      ブログの方は月一の投稿になってしまいましたけど、細々と続けていくつもりです。
      お仕事頑張ってくださいね。

  2. ひよさん より:

    ご無沙汰しております。以前1度だけコメントさせていただきました。
    1月に生検してようやく来月(6月)ダビンチ手術が決定しました。
    進行が遅いとはいえ、転移大丈夫?(グリソン8、PSA14なんだけど・・)と思いながら段々とドキドキ感が増してきました。
    全身チューブの歩行写真を看護師さんに撮影してもらおうとか、体験したことのない事を楽しみに(考えが変?)入院に備えたいと思っています。
    でもその時になるとビビるんだろうな・・多分・・

    • ひよさん、コメントありがとうございます!
      (ブログのコメント欄にも表示させてもらいました。)
      手術を決断されたのですね!全部取ってしまってスッキリしましょう。
      手術そのものは”まばたき”したら終わってますから、決まったからには心配しても仕方ないですよね。
      僕の主治医は「最近はダ・ヴィンチ手術でトラブったという話を聞いたことがない」と言ってましたよ。
      ナースさんと仲良くなって入院生活を楽しんでくださいね。
      またコメントをいただけたらうれしいですけど、それよりもとにかく無事をお祈りしています。

  3. タコス より:

    ひよさん、手術を控えて、不安の事と思います。ボクはちょうど1年前の6月にダヴィンチ手術をして、ごく早期だったこともあって、今ではすっかり回復し、尿漏れもほとんどありません。手術前はコロナのこともあり、不安の塊でしたが、フラッターさんのブログに励まされて、手術に臨みました!まったく痛くないと言えばウソになりますが、痛かったのは術後麻酔から目覚めた時だけで、それも痛み止めの点滴だけで痛みが治まりました。その後はとにかく出されたものをよく食べ、少しでも歩くことに専念(フラッターさんの教えです)、入院8日で退院し、退院2週目には、リモートで仕事復帰しています。あれから一年がたち、ダヴィンチ手術にして良かったと思っています。1年前よりもさらに医療技術は進歩しています!ボクの体験が少しでも安心材料になればと思い、コメントさせていただきました。

    • タコスさん!まさかのありがたいコメントにビックリです。
      がんサバイバーさんの体験談はすごく参考になりますので、これからもよろしくお願いします。

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