前立腺がんダヴィンチ手術闘病体験記ブログ :忘れるな!退院できるのはみなさまのおかげ
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→広告がない驚愕の理由は最後にお教えします。
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最新ロボット工学の粋を集め、ついに誕生した超精密ロボ、則巻アラレ。もとい!ドラえもん。もとい!ジャイアントロボ。もとい!その名は…人呼んで…
ダ・ヴィンチ※
(この辺でやめときましょう。)。
※ダ・ヴィンチ(da Vinci)手術とは、アメリカのインテュイティヴ・サージカル社が開発した手術支援用ロボット「ダ・ヴィンチ」を用いた手術のことです。
君をはじめ、医療スタッフのみなさまのお陰で僕は再び命を授かり、明日にも退院できそうです。
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それにしても、前立腺っていうのは、なんで膀胱にしがみ付いてんのかな?
しがみ付いてなかったら、もっと楽に取れたんじゃないのかな?
尿漏れもないし、勃起障害もないし、それこそ、尿道バルーンもいらないし…
僕にとって前立腺なんて、有っても無くてもどっちでも良かったのかな?
でも前立腺が無くなるといったいどうなるのかな?
ホルモンのバランスが崩れて女性みたいになっちゃうのかな?
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ちょっと気持ちの余裕が出てきたせいか…、
女体の神秘ならぬ男体の神秘に思いを馳せ、いつしか詩人となった貴兄へ。
第2ステージへの幕が開きました…
長いようで短かいようでやっぱり長かった…
『にゅーいんせーかつ!』(卒業式かっ!)
退院して家に帰ったら、まず何をしましょうか?
まずはやっぱり
ひとっ風呂浴びて、奥さんの手料理に舌鼓を打ちながら、一杯やって、至福の時に浸りましょうか?
それとも
何はともあれ、
入院中の武勇伝に花を咲かせて、心配を掛けた家族みんなに無事に生還したことを報告しましょうか?
それとも
ここはあえて、
自分の部屋へこもり、“俺は帰ってきたぞー”と闘病を耐え抜いた喜びをひとりさみしくしみじみと味わいましょうか?
それとも、、、、、
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おしっこ、、、溜まってきましたか?
(思いっきり現実に引き戻してんじゃねぇぞ!)
前立腺癌と格闘中のアラカンじじいこと、
機械製図技能士2級の フラッター49 です。
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命からがら下界へたどり着き、ち〇ち〇の管の予想だにしない煩わしさに大苦戦の末、若造、失礼!主治医の言葉を信じ、歩きに歩いた4日間。
そして、ようやく目の前にちらついた“退院”の二文字。
が、その前に大きく立ちはだかる“尿漏れ”の三文字。
それを遮るかのように現れる“なんとかなるさ”の七文字。
(どこまで行くんじゃい!)
それはそれで置いといて、とりあえず、
「おめぇ、よく耐えたよ。」と誰も褒めてくれないので、自分で自分を褒めるしかない、アラカンじじい…
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仕事が大大大好き?な僕(実は大きらい)は、10年前の引っ越しで長距離通勤となり、まさかの4時間睡眠のダメージがじわじわと体を蝕み、
そしてついに…
『前立腺腫瘍マーカーPSA14(ng/mL)※』
(prostate specific antigen : 前立腺特異抗原)
の現実に晒されてしまったのが、つい2か月前。
(※基準値は2。10以上は癌の確立50~80%)
半信半疑のまま、針生検を受け、失意の前立腺癌宣告の後、勧められるがままにロボット支援手術に命を託し、前立腺を全摘出していただき、死の淵(ちょっとオーバーかな?)から生還しました。
前回のおさらい
《まだ本題ではありません。もうちょっと我慢してね》
造影剤検査でOKをもらい、やっと抜けた尿道バルーン。
6日ぶりに身軽となったものの、次に待ち構える大きな難関が…
そうです。おしっこがちゃんと出てくれるまでは安心できません。
案の定、おしっこは膀胱を素通りし、ひたすらおむつへ垂れ流し。
絶望にさらされ、寝床に入ったその時…
尿意で目覚め、深夜のトイレでおむつを下ろしてみると、なんとわずかではあるが、シャーっとおしっこが!
それも血尿ではなく、きれいな黄金色のおしっこが!
思いもよらない奇跡の急展開でようやく安堵の眠りに着くのです…
註)前回の記事は以下です。参考にどうぞ。
⇒ おいおいどこへ行くんだ、おしっこくん
《前回の短い動画もあります…》
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
《今回の読者コメントを紹介する動画》
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
男体は軟体(こらっ!しゃきっとしろっ)
《ごめんなさい。やっとここからが本題です。》
。。。。。。
心地よい目覚め。
まずは、いつものように朝一番から歩いてからおしっこをしてみる。
奇跡よ、再び…
と念じるも
、
、
、
、
、
、
、
、
、
、
全く出ない…
また、ジャジャ漏れ状態へ逆戻り。。。
ヤバい、ヤバ過ぎる。
やっぱり、横にならないとダメなのか…
とガックリ。
リハビリのおにいちゃん、失礼、先生が来てくださったので、かくかくしかじかと相談すると
骨盤底筋の“筋力が戻ってくる分”と
“訓練で鍛えられる分”の両方が必要なんですよぉ。
とのこと、さらに、
おしっこが出るようになってきたら途中で止めてみることも訓練になりますよ。
と言い残し、立ち去っていった。
ほんじゃぁ、やってみるかぁ!
とにかく、“なにがなんでもおしっこを溜めてやるぞ!”と必死のパッチで額に青筋立てながら、座ったまま骨盤底筋の締め付けをキープする。
しかし、ものの30分もたたぬうちに力尽きた…
ダメもとで尿瓶へ息子を突っ込んでみる。
すると、
ごめんなさい。
汚いシーンですので、30秒間、手を洗って一息ついて、
続きは次ページで、
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Comment
更新ありがとうございます!そして、入院篇、完結おめでとうございます!
コロナの中、手術を控え、不安の真っ只中にいるボクにとって、このブログはリアリティあふれる最高のエンターテイメントでした。フラッターさんのブログに勇気を貰い、安心してダヴィンチ手術にのぞめるような気がします。今後の日記形式のブログも楽しみに拝見します。術後のリハビリ、仕事復帰、頑張ってください。
タコスさん
もったいないお言葉に感謝しかありません。
(何回も言わせてもらいますが、)
タコスさんから毎回、数々のコメントをいただいていなければ、僕は前立腺癌のブログをやめていたと思います。
でも、おかげ様で退院するところまで、なんとか投稿することができました。
本当にありがとうございます。
ほぼ自己満足のおふざけだけのブログの中からわずかな情報を見つけ出すのは、さぞかしご苦労だったのではとお察しします。
今後は体験者として、できるだけ多くの“前立腺癌でお悩みの方々”に参考としてもらえるように改善していきます。
タコスさんが今、直面されておられる“治療をしてもらえない”という苦悩は、体験の無い僕が想像するレベルでもかなりきついものだと思われます。
こんなブログを読まずに、意識の中からできるだけ病気を遠ざけることが大切なのでしょうが、言うのは簡単でも、自分自身との闘いは厳しいですよね…
確かに、待つのはつらく不安だらけですが、フラッターさんのブログの笑いが、ボクの不安を紛らわせてくれました。ボクも、無事に手術を終えて、今の自分を笑い話にしてやろう!と、そんな勇気が湧いてきます。